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おかげさまで、(re)スタートから5年目。

 

ちょいとMacのセッティングを替えることになり、色々なデータを移動しました。

その際に、忘れもしない、2020シーズンのJ3開幕戦ロアッソ熊本vs鹿児島ユナイテッドFCの動画が!

これホントに、喋ったそのまんまんかいなと、腰から崩れ落ちそうになりました。

 

自覚はしていましたが、時間をおいて改めて聴くと、いやー、酷い!ドイヒー!恥ずかしい!

 

7階の中継席の外に結露してるとか、頼りのモニターは(後に改善して頂きましたが)遅れとるとか、

それ以上に、サッカーの選手たちが敵・味方わちゃ!と入り乱れるのについて行けずに、途方に暮れました。

実は、バレーボールが主戦場だった私は、2005年のJFL以来のサッカー実況だったのです。

 

 

大木監督を迎えて初めてのシーズン。私にとっては15年のブランクからリスタートしたシーズン。

今日の実況はちっとはマシだったかな・・・ってのは、ついに最後まで一度たりとも、ありませんでした。

毎試合ごとに鋭利な言葉が並ぶSNSに、アップデートすべく試行錯誤を繰り返しました。

 

 

ホーム最終戦が終わったあと、選手たちはバックスタンドやゴール裏を回って、ゆっくり帰ってきて

そのあとは、セレモニーに向けての微妙な間が空くような進行スケジュールでした。

打ち合わせ段階でのディレクターさんからは、「休憩はここしか無いですから休んで下さいね。」

 

ただ、契約満了を告げられている選手たちには、ここでしか「ありがとう」を伝えられない。

 

カメラさんやスイッチャーさんが、闘い終わった選手たちの表情を見事に映して下さっていました。

そこで、中継車の中のディレクターさんに内線で(コロナ対策で中継席ひとりぼっちでした)、

彼らのエピソードを話しても良いですかとお願いし、快諾を得て、コメントを付けました。

中でも、チームを去る選手には気持ちを込めて綴りました。

 

復帰して最初のシーズン、自分らしく喋れたのは、この部分だけだったかもしれません。

 

 

あれ?実況もしかして全員にコメントつけてくれてるんか?

 

 

全試合が終了してしまい、悲願の昇格も無い。そんな中、この書き込みは嬉しかった。

 

このときの一連のSNSの反応が、おそらく、2020シーズン・僕の最初のJリーグ実況への

一番ポジティブな、その後の背中を押してくれた反応だったように思っています。

 

 

何度か公言しているので、ご存じの方も、気づいておられる方もたくさんいらっしゃるかもですが、

2021シーズン・ロアッソが優勝してJ2に復帰してくれる終盤あたりから、アプローチを変えました。

 

 

昨2022シーズン。縁あってJ3テゲバジャーロ宮崎のホームゲームを全て実況させて頂きました。

ロッソどころかアルエットの頃からゴール裏で応援していたチームを担当することはありませんでしたが

あのころ父親の隣の半ズボンの子が、関東アウェイどころかホームも、そしてPOまで担当させて頂きました。

 

 

愚息とは、よく話します。本当によく話します。

彼は、親父が「違う山の登り方」に挑戦していることを きっと誰より理解してくれていると信じています。

あのブランクが無ければ、想定していた以上の劣化が無ければ、

親子一緒にボンベを背負って、未踏の世界の屋根に 共にアタックしていたかもしれない。

でももう、それは出来ない…

じゃなくて、リフレーミングして、自分から「それはしない」に行き着きました。

 

 

彼がどこまで登って、どんな高みを見ることが出来るのか、一番近いサポとしてとても楽しみです。

父ちゃんは父ちゃんの、J3ならではの一人実況で、

頑張っている選手はもちろん、スタジアムの観客もスタッフも誰も貶めることの無い、

リスペクトにあふれた伝え方が出来ればなあ と思うようになりました。

 

 

 

もちろん、ポエムを詠みたいのでも無く、延々と取材メモやエピソードを弁論するのでも無く、

This One. いま起きていることを、しっかり伝えた上での、塩コショーやスパイスの加減みたいな。

 

 

 

カメラチームの素晴らしい映像。音声さんの絶妙なスタジアムの響きのピックアップ。

それだけで成立しているのだから、究極の実況は「喋らない」ことで「中継の一部」になることかも。

そこに あえて挟み込むコメントや実況は、よっぽど気が利いたひとことであるべきだと思うのです。

 

 

 

そのシュートが外れたとき。パスが乱れたとき。ネガティブに表現しないための準備。

育成年代の子どもたちに話す、相手も審判さんも、敵では無く、サッカーが大好きな仲間。

とはいえ、これはJリーグの公式戦。勝った負けた引き分けた、で、選手の人生も変わる。

だからこそ、リフレーミングする良い習慣をふだんから自分磨きとしてやっておくことが大事なのかなと。

 

 

試合後に、相手チームのサポさんからの、ありがたいお言葉を散見すると、とても励みになります。

 

 

今季も開幕戦から、宮崎のJ3 テゲバジャーロ宮崎のホームゲームを担当させて頂いてます。

テゲバジャーロ宮崎のチームスローガンは、「真摯」。まじめに一所懸命に、最後の一秒まで。

試合後に、勝ち負けに関係なく、相手サポさんに挨拶に行くテゲバの選手たちの姿。

激励はするけど、ブーイングは出ない、ユニリーバスタジアムのテゲバジャーロのサポさん。

 

 

そんな清しい選手たちの試合の伝え方も、なんか宮崎の実況、気持ち良いね、となるように

サッカー大好きな人たちが集まるスタジアムから発信して、これから好きになる人に届けばなと。

 

 

なかなか、深いです。自分の拍子で「さあ!」とか言って喋り続けていた方が、きっと楽です。

 

 

結局、おまえはどういう人間なんだ?ってのが出ちゃうんだろうなあと思います。

 

 

 

いまの年代になって、勉強するのが楽しい。ありがたい。思い切ってリスタートして良かった。

ちょいとした節目の日に、綴って残しておきます。

 

 

 

2019年4月1日。平成最後のエイプリルフールに会社を立ち上げて、5年目に突入しました。

あの世界的な流行り病の一連が無ければ、熊本を拠点としている私なんぞに

Jリーグの試合を実況するチャンスなど頂けなかっただろう、という意味で、

オリンピックも延期になったあの影響は、とても大きかったと思っています。

あっという間な気がしているのは、周りの皆さまのお支えのおかげで充実しているからでしょう。

 

 

 

もうすぐ、今年度に訪問する小学校のリストが教育委員会から送られてきます。

高校野球も、また呼んで貰えたら、うれしいな。

なんてこの歳で思えてる。現役を続けられる選択は、たぶん良かったのでしょう。

 

 

もろもろのご縁に、オブリガード(´∀`)

 

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